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8.ジョードプルに到着

列車に乗り込むのは良いのだが、どの車両かが分からない!
インドの列車は、30両以上あります。とにかく長い。
そして不親切な事に、ちゃんと順番に車両番号を書いてくれてない。
各車両に紙が張り出され、座席番号と氏名が書いてあります。

まるで、合格発表で自分の番号を探すように・・・。

時間はたっぷりあったので、何とか自力で見つけ出せました。
注:これは、翌朝にジョードプルにて撮ったものです。
ユウキもちゃんと見つかったようです。
インドの列車は、クラスが違うと車両間を移動出来ません。
つまり、走り出してしまったらユウキとは会う事が出来ません。
まぁ、良いんだけどね、別に!

1等の次に値段が高い僕の車両は、やはり見るからにインド人でもそれなりに金持ちそうな人達でした。
そして、僕のシート(ベッド)は2階でした。本で読むと安全上2階が良いとあったのですが、どう考えても失敗でした。荷物が置けません!
1階のシート下には、そいつが荷物たっぷり押し込んでるし・・・。
寝ようにも狭くって、夜中にまた起きてしまいました。皆が寝ているのを確認し、隣のシート下に強引に自分のバックパックを詰め込みました。

はぁ、やっと寝られる!

僕が起きた時には、既に周りの人間はざわざわしてました。
どうやら、終点のジョードプルらしい。
11時間にも及ぶ初の深夜特急であったが、終わってみれば何て事は無かった。
列車を降り、ユウキを探す。

アレ!?何処行ったアイツ、見つかんねぇや!

まぁ、良いか!また後で電話でもしてみよう!
あっ、しまった!肝心な事を忘れてた!

実はデリーで、僕がネパールに行くかもしれないと言ったら、ネパールの歩き方をくれると言っていたのだ!もう要らないからって。
あぁ、もらい損ねた・・・。
さて、今からどうしようか?まずは、今夜泊まるところを確保しなくては!

駅前には大勢の呼び込みの輩がいます。同じ値段の中から、僕は適当に一人のオッサンを指名し、そいつのリクシャーで宿まで向かった。
基本的に、インドではこれの繰り返しです。駅に着いて、大きなバックパックを背負っていれば、必ず誰かが宿まで連れて行ってくれます。まぁ特にインドの場合、ボッタクリには要注意ですが!

宿について中を先に見る。200ルピーでこれだったら良いんじゃないかな!?
僕は他を探すのが面倒な事もあったが、そこの宿を即決した。
真ん中の目つきの悪いのが、ココへの斡旋者のリクシャーワーラーです。

外に出ようとすると、呼び止められる。

「どこ行くんだ?」
「いや、別にまだ決まってない!」
「メヘランゲル・フォートはどうだ?景色が良いし、ブルーシティを一望できるぞ!」

なるほどね!
ジョードプルは家の壁や屋根に青色を多く使っており、砦の頂上から見ると青い街、つまりブルーシティが見られるのです。
ちなみに、ジャイプールはピンクシティです。

「いくらだ?」
「500ルピーだ!」
「高い!じゃぁ、いい!歩いて行く!!」

値切り交渉開始!
ハナっから歩いて行くつもりなどありません、ってか歩ける距離じゃないし・・・。
結局、200ルピーで手を打ちました。

それにしても遅っそいリクシャーでした。駅からは気が付かなかったが、坂道が全く登れません。

少々時間がかかるが、何とか頂上に着き写真を撮る。
そんなにキレイな青には見えないけどなぁ・・・。
有名な観光地こそ、実際に行ってがっかりする事も多いものです。
「名物に美味い物なし!」これと同じような感じでしょうか。

十分に見たし、写真も撮ったしそろそろ帰ろうか!
ワーラーが、最後に写真を撮ってくれると言う。そんじゃ、お言葉に甘えて!

にこやかに写真を撮り、さぁ帰ろうかとリクシャーに戻ろうとする。
そして、その後に事件は勃発した!!

2 件のコメント:

  1. kuwamanさん おはよ〜ございま〜す!^^

    良い経験してますね〜d(^^
    どれもこれも歩き方のページをめくると出て来そうな写真ばかり. . .
    一番下の写真の町?建物?どんな造りになってるんでしょう?

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  2. ガタローさん
    山の頂上にフォート(砦)があるんです。
    中に入るのは有料だったので、入りませんでしたが。
    まぁ、良い経験も悪い経験も・・・。( ̄^ ̄)ゞ

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