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4.デリーでの出会い

朝食を食べに出かけたのだが、まぁ時間的にも遅い。そんなに腹も減っていないし、昼食兼用で済ませる事にしよう。
周辺をブラブラ歩いて、僕は宿に戻った。
正確に言うと、この間にも数々のインド人から声を掛けられる。とにかくしつこい!
この数時間で、僕はインド人のあしらい方を習得したようなものだ。

パヤルの受付前には、日本人の女の子が。
僕がインドに来て初めて会った日本人です。
彼女の名前は、ユキ。北部のリシュケシュからデリーにやって来た。
ヨガの先生を目指すべく修行をしているらしく、インドにはすでに2ヶ月滞在している。

「スゴイねぇ~!初めての海外がインドなんでしょ?」
「はい、そうなんです!」
「今まで怖い目に会わなかった?」
「何とか大丈夫でした。」

実に頼もしい大和撫子である。僕は尊敬の眼差しで彼女を見てしまった・・・。

その後も、日本人は次々とパヤルにやって来た。
横浜国立大生の青年。大学を休学して世界一周をしているそうな・・・。
やはり、規模が違う!
横浜国大って沢木耕太郎もだよなぁ・・・、こいつも絶対に深夜特急読んでるんだろうなぁ。
彼とは色んな話をした。ネパールからインド入りしたのだが、次はエジプトに向かうと言う。
あぁ、実に羨ましい。

よし、ココで日本人とばかり話をしていてもしょうがない。僕は昼過ぎにまた散歩に出かけることにした。と言うのも、携帯のSIMカードを入手したかったのだ。
デーパックは留守だったので、スタッフに繋いでもらい入手方法を聞きだした。
彼が言うには、VodafoneかAir Telが良いとのこと。そしてパスポートと写真が1枚いるらしい。
しまった、日本に写真忘れてきた。
今後、VISAを取る際にも、写真は必要となる。折角なのでまとめて撮っておくことにした。

さぁ、はじめてのおつかい!無事にSIMカードはゲット出来るのか??

とにかく駅前に行けば、写真屋や携帯屋があるだろうと歩き出す。
しかし、自分で探してみるが写真屋が見付からない。
その辺のインド人を捕まえて場所を尋ねるも、あまり良い情報は得られず。
ん~、どうしようか・・・!?

そこに救世主登場!
「写真を撮ってから、携帯のSIMカードを作りたいんだ!」
「いいよ!僕が付き合うよ!その代わり、後で一緒にチャイ飲もうね!」
ん?コイツの意図が良く分からん。でも、まぁ利用は出来そうだ。

彼に着いて行き写真屋へ。そして、携帯屋にも行き無事SIMカードをゲット出来た。
ん~、実に良い奴だ!でも、次の難関はチャイだ!
歩き方にも書いてあるのであるが、見知らぬ人間がチャイに誘う場合、中には睡眠薬が入っていて、気が付いたら身包み剥がされているという事件があったそうな・・・。

店に入り、二人で番号の交換をしチャイを待つ。
出てきたのはフツーのチャイ。ん!店もグルなのか??
彼は出されたチャイを普通に飲む。それに釣られて僕もゴクリ!あぁ~、飲んじゃった・・・。
しかし、それは何事も無い普通のチャイで、しかも彼がそれを奢ってくれた。
別れ際に写真を1枚撮る。

「君はもう明日からの予定は決まってるのか?」
「いや、まだ何も決めてない。暫くはデリーでのんびりしようと思って・・・。」
「だったら、DTTDCを紹介するよ!政府の旅行案内所なんだ。役に立つと思うよ!」

特に予定も無いので、彼に言われるがままコンノートプレイスの旅行会社に向かう。
そこには日本語ペラペラのインド人と、何故かそこに居候しているインドの研究をしている日本人の若い学者がいた。
まぁ、折角なので僕はプランを考えてもらった。
デリーから2週間、主な観光地を回り最終目的地はバラナシ。後は自分で何とかする。という事だった。
その2週間の見積もりが・・・、1100だって!
「えっ、マジで2週間のツアーが、たった1100ルピーで良いの?」
「いいえ、1100ドルです。」
ふざけんなよ!おい!!そんなに出すんだったら、自分で全部手配するよ!!
と、喉元まで出掛かったが、連れて来てくれた彼がいる手前そうも言えず。
今日は土曜日だから、また月曜日に来るよ!とお茶を濁した。

その後は、彼と一緒にオフィスを出て一服。
「あの値段どう思う?」
「僕は良く分からないなぁ。だって、こんなツアーなんか使わないし・・・。」
そりゃそうだ。まぁ、1件目の参考価格としておこう。
ずっと彼には僕のお供をしてもらった。申し訳ないと思いながら彼に尋ねる。

「今からどうするの?何か用事があったんじゃないの?」
「昼から友だちとクリケットをするんだ!」
「ホント!僕も行っていいかなぁ~?」
「えっ、クリケットが見たいの?」
「そうなんだ、僕は大学時代にクリケットをしてたんだ。」

この一言で、彼との距離はより一層縮まった。彼も是非一緒に行こうと誘ってくれた。
いったん家に帰って支度をするというので、彼と一緒にリクシャーに乗った。
2人で40ルピー、さすがに現地人がいると交渉は早い。
僕は先に降りて宿に向かった。
「じゃぁ、14時にまたここに迎えに来るから!着いたら電話するね!」
「分かった、ありがとう。で、もう一つ・・・、この辺に美味い食堂は無い?」
「あぁ、ここが美味いよ!」
彼の指差したところは、見事にパヤルの目の前の小汚い食堂だった。

時計を見ると13時前。ちょうど腹が減った頃だった。
ここはやはり、ガッツリとインド初めてのカレーでしょう!頼み方は良く分からなかったのだが、なんとか通じた様だった。

所謂ターリーと呼ばれるもので、数種類のカレーとライスかナンが付く。これはヨーグルトも付いてました。これで確か120ルピーだったと思う。とにかく安い。

で、食べようと思ったら・・・。スプーンが無い!
そうか、これがインド式か・・・。ご飯を右手ですくい、カレーの中へ、それをこぼさぬ様に口へ持っていく。
あぁ、難しい・・・。
って思っていると、見かねた店員がスプーンを持って来た。
なんだ、あるんじゃん!最初っから持って来いよ!
見た目はともかくとして、とにかくここのカレーは美味かった。まぁインド一発目でしたから・・・。

インド初のカレーを食べ満足した僕は、そのまま向かいの宿に戻った。
そして、久々のクリケットにウキウキしながら、部屋で彼の連絡を待っていた。

4 件のコメント:

  1. こんにちわ〜!^^
    良い人に出会えて良かったですね^^
    海外で頑張っている日本人もけっこういるんですね〜^^
    カレーも具だくさんでかなり美味しそうd(^^

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  2. ガタローさん
    登場する日本人は、一癖あるヤツばかりです。(笑)
    それが、なんとも面白い!
    カレーは美味しいですが、1ヶ月は飽きますよ!(爆)

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  3. インド人も"ピース"ってするんだ。

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  4. ロメさん
    今思えば、そうでしたね。
    中にはダブルピースもいました。(笑)

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