存分に観光が出来たので、僕はリクシャーに乗って宿に戻ろうとした。
するとワーラーがそれを制止した。
「200ルピーなんだから、行きだけだ!帰りも乗りたいなら、もう200ルピー払え!」
「何言ってるんだ?行き帰りでって言ったじゃないか!」
さぁ、ここからが対決の始まりだ!
インドでは良くある事なのだが、後になって違う条件を提示してくるワーラーがいる。
しかし、この場合圧倒的に僕が不利だ。
観光地なので、他にもリクシャーはいるのだが間違いなく吹っかけてくる。
そして、コイツに対して僕が上から目線で行くと、本当に歩いて帰らないといけない。
どうしよう、困った・・・。
いつもの決め台詞「俺は絶対に払わん!」のフレーズが、今回は使えないのだ。
しょうがないので、僕は下手に出て100ルピー払うからと言うが、強気のワーラーは200を主張する。
「じゃぁ、間を取って150にしよう!」
もちろん、僕の提案である。強引に押し付けて、僕はリクシャーに乗り込み早く行こうと急かす。どうやら、渋々納得してくれたみたいだ。
今思い出しても、この時の対決が一番激しかったのではないだろうか?
日本円に換算すれば、100円200円の世界なのだが、インドでは実に大きい。
実際、僕の値切りを見たら他の日本人は引くでしょうね・・・。
自分でも分からないのですが、インドではたった何十円を必死にマケさせようとする自分がいます。でも、インドに来たらこうなっちゃうんですよね・・・。
戻ってくると、いつものように野良牛がお出迎えです。と言うか、どこにでも居るのですが。そして、よく見るとヤギもいます。
僕の気のせいかもしれませんが、行く街毎にどんどん動物が増えて行きます。
一番凄かったのが、ジャイプール。牛・犬・猫・ヤギはもちろんの事、目にした順でサル、ブタ、イノシシ、ネズミ、リス、ウサギ、ラクダ・・・。
ここは動物園か??ってな感じでした。
宿で一段落した後に、食を求めまた街に繰り出します。そういえば、朝に列車を降りてから何も食べてないや!
ジョードプルの歩き方はとても簡単。この中心部にある時計台を目印に動けば良いのです。迷ったら、上を見る。
そして、近くの広場で子供達が集まってます。
インドで良く目にする光景、草野球ならぬ草クリケットです。
「ちょっと、僕にも打たせてくれよ!」
快く迎えてくれた少年達。よし、ここはいっちょ日本人の侍魂を見せつけるべく、大人げないフルスイングでナイスショットを決めてやろう・・・。
本来であれば、後ろに置いてあるレンガが木の棒でできたウィケットになります。
(詳しくはこちらをご参照下さい!)
写真でバットを振りかざしている少年がボウラーに、僕がバッツマンになります。一応、1オーバーねっ!って約束でした。
少年が第一球を投げる。
僕はフルスイング。
ボールが後ろのレンガに命中し、崩れ落ちる。
要するに、1球でアウトです・・・。
思いっきり、日本の恥をさらしてしまった。
「な〜んだ、やっぱり日本人ってクリケット出来ねぇんじゃん!」
喜ぶ彼らが口にするヒンディー語の中に、そんな台詞があったのかもしれない。
あぁ〜〜〜!悔しい。
そこでは、敢えて泣きの一回は申し入れなかった。だって、またアウトになったらシャレにならんし・・・。
じゃぁ、投げてみるか?って言われたけど、パキパキに打たれたらまた格好がつかないし。
その後は大人しく、外野で見学してました。
さぁ、腹減ったしそろそろ行こう!
街の中心部付近は露店がいっぱいある。時計台の周囲は大賑わいです。
外国人達も、結構ここに足を運びます。
白人のオバちゃんが、香辛料を土産にでも買うのでしょうか?
ここにはいろいろな店があるのですが、正直あまり僕には関係ないものと思ってました。だって、食材だし!見るのは良いが、買う物は無いだろうと・・・。
結局食事はまたカレー。そろそろ飽きてきたよ!何か他の物を探さなくっちゃ・・・。
僕は朝食に食べようと思って、市場でバナナを買う。少しで良いのに1キロも!
宿に帰りながら、1本試しに食べてみる。
あっ、美味いじゃん!
意外にも、インドのバナナは美味かった。その後、次々とレパートリーを増やすがオレンジもパイナップルも美味かった。正直以外であった。
初日は、結構外に出歩いていた。それは何故か?
理由はこの写真。そう、部屋がドミトリー(相部屋)なんです。
朝の時点では、僕一人でしたが。
どんな奴が来るんだろう?若い金髪美女だったらどうしよう??
まぁ、いずれにしても僕が年長だろうし。
周りに気を使わせてはと、部屋を空けておいたのです。
夜、部屋に戻ると奥の3つのベッドにバックパックが置いてありました。
僕が寝ようとしている頃、結構遅くに帰って来たのですが、オージー青年3人組でした。
翌朝も早くに彼らは出て行ったので、彼らとはあまり話は出来ませんでした。
ジョードプルに来て2日目。さて、また一人になっちゃったし、今日はどうしようか!?
んっ!?あれ??
あれこれプランを悩みながらも、なんだか自分の身体の異変に気が付く。
僕はその後、バナナに助けられる事になる。
僕はインドをナメてたのか?いや、誰しもが通る道なのだろうか?
一難去ってまた一難とは、この事を言うのであろう・・・。
するとワーラーがそれを制止した。
「200ルピーなんだから、行きだけだ!帰りも乗りたいなら、もう200ルピー払え!」
「何言ってるんだ?行き帰りでって言ったじゃないか!」
さぁ、ここからが対決の始まりだ!
インドでは良くある事なのだが、後になって違う条件を提示してくるワーラーがいる。
しかし、この場合圧倒的に僕が不利だ。
観光地なので、他にもリクシャーはいるのだが間違いなく吹っかけてくる。
そして、コイツに対して僕が上から目線で行くと、本当に歩いて帰らないといけない。
どうしよう、困った・・・。
いつもの決め台詞「俺は絶対に払わん!」のフレーズが、今回は使えないのだ。
しょうがないので、僕は下手に出て100ルピー払うからと言うが、強気のワーラーは200を主張する。
「じゃぁ、間を取って150にしよう!」
もちろん、僕の提案である。強引に押し付けて、僕はリクシャーに乗り込み早く行こうと急かす。どうやら、渋々納得してくれたみたいだ。
今思い出しても、この時の対決が一番激しかったのではないだろうか?
日本円に換算すれば、100円200円の世界なのだが、インドでは実に大きい。
実際、僕の値切りを見たら他の日本人は引くでしょうね・・・。
自分でも分からないのですが、インドではたった何十円を必死にマケさせようとする自分がいます。でも、インドに来たらこうなっちゃうんですよね・・・。
戻ってくると、いつものように野良牛がお出迎えです。と言うか、どこにでも居るのですが。そして、よく見るとヤギもいます。
僕の気のせいかもしれませんが、行く街毎にどんどん動物が増えて行きます。
一番凄かったのが、ジャイプール。牛・犬・猫・ヤギはもちろんの事、目にした順でサル、ブタ、イノシシ、ネズミ、リス、ウサギ、ラクダ・・・。
ここは動物園か??ってな感じでした。
宿で一段落した後に、食を求めまた街に繰り出します。そういえば、朝に列車を降りてから何も食べてないや!
ジョードプルの歩き方はとても簡単。この中心部にある時計台を目印に動けば良いのです。迷ったら、上を見る。
そして、近くの広場で子供達が集まってます。
インドで良く目にする光景、草野球ならぬ草クリケットです。
「ちょっと、僕にも打たせてくれよ!」
快く迎えてくれた少年達。よし、ここはいっちょ日本人の侍魂を見せつけるべく、大人げないフルスイングでナイスショットを決めてやろう・・・。
本来であれば、後ろに置いてあるレンガが木の棒でできたウィケットになります。
(詳しくはこちらをご参照下さい!)
写真でバットを振りかざしている少年がボウラーに、僕がバッツマンになります。一応、1オーバーねっ!って約束でした。
少年が第一球を投げる。
僕はフルスイング。
ボールが後ろのレンガに命中し、崩れ落ちる。
要するに、1球でアウトです・・・。
思いっきり、日本の恥をさらしてしまった。
「な〜んだ、やっぱり日本人ってクリケット出来ねぇんじゃん!」
喜ぶ彼らが口にするヒンディー語の中に、そんな台詞があったのかもしれない。
あぁ〜〜〜!悔しい。
そこでは、敢えて泣きの一回は申し入れなかった。だって、またアウトになったらシャレにならんし・・・。
じゃぁ、投げてみるか?って言われたけど、パキパキに打たれたらまた格好がつかないし。
その後は大人しく、外野で見学してました。
さぁ、腹減ったしそろそろ行こう!
街の中心部付近は露店がいっぱいある。時計台の周囲は大賑わいです。
外国人達も、結構ここに足を運びます。
白人のオバちゃんが、香辛料を土産にでも買うのでしょうか?
ここにはいろいろな店があるのですが、正直あまり僕には関係ないものと思ってました。だって、食材だし!見るのは良いが、買う物は無いだろうと・・・。
結局食事はまたカレー。そろそろ飽きてきたよ!何か他の物を探さなくっちゃ・・・。
僕は朝食に食べようと思って、市場でバナナを買う。少しで良いのに1キロも!
宿に帰りながら、1本試しに食べてみる。
あっ、美味いじゃん!
意外にも、インドのバナナは美味かった。その後、次々とレパートリーを増やすがオレンジもパイナップルも美味かった。正直以外であった。
初日は、結構外に出歩いていた。それは何故か?
理由はこの写真。そう、部屋がドミトリー(相部屋)なんです。
朝の時点では、僕一人でしたが。
どんな奴が来るんだろう?若い金髪美女だったらどうしよう??
まぁ、いずれにしても僕が年長だろうし。
周りに気を使わせてはと、部屋を空けておいたのです。
夜、部屋に戻ると奥の3つのベッドにバックパックが置いてありました。
僕が寝ようとしている頃、結構遅くに帰って来たのですが、オージー青年3人組でした。
翌朝も早くに彼らは出て行ったので、彼らとはあまり話は出来ませんでした。
ジョードプルに来て2日目。さて、また一人になっちゃったし、今日はどうしようか!?
んっ!?あれ??
あれこれプランを悩みながらも、なんだか自分の身体の異変に気が付く。
僕はその後、バナナに助けられる事になる。
僕はインドをナメてたのか?いや、誰しもが通る道なのだろうか?
一難去ってまた一難とは、この事を言うのであろう・・・。
kuwamanさん こんにちわ〜!^^
返信削除時計台 . . . かなりの歴史を感じますね^^
少年達と交流も楽しそう . . . 空振り?^^;
フルーツがマズかったら辛いですね^^;
さて次の一難は?^^
ガタローさん
返信削除思いっきり空振りして、レンガが崩れました。
情けないったら、ありゃしない!
バナナはイケましたが、インドのリンゴは不味かったぁ〜!