僕が何故、そんな片田舎のクーリーに行ったのか?
それは、デリーの偽DTTDCでのプランに遡る。色々候補地を挙げた中で、ジャイサルメールがあった。
「ジャイサルメールに行ったら、絶対にキャメル・サファリに行った方が良い!」
砂漠かぁ・・・。生まれてかつて行った事の無い砂漠に思いが馳せる。
えぇ〜、参考までにコレは昨年9月の鳥取砂丘です。砂漠ではありません!
ん〜、どうしても本物の砂漠に行きたい!!
あのインチキツアーにはのらなかったが、密かに自分の中でコレだけは何とかしてでも行こうと思っていた。
ジャイサルメールで、色んな旅行会社に値段を聞いてみる。6000ルピーとか5000ルピーとか・・・。もちろん、日帰りであれば1000ルピー以下で安いのだが、僕はどうしても砂漠での野宿も経験してみたかった。
そして、泊まっていた宿でもツアーを斡旋していた。最初は5500と言っていたが、こちらがどうしようか考えていると4000まで下がった。
でも、どうも納得がいかなかった。こればっかりは、適正価格が分からん。
結局、日本人ガイドがいるというツアー会社に電話してみた。
すると、片言の日本語をしゃべるインド人が出る。日本人じゃねぇじゃん!
あぁ、ここもヤバいのかなぁ?
電話の後、今からすぐ来ると言うので、まぁ話だけ聞いてみようと思った。
やってきたのは、いかにも怪しそうなインド人。日本人スタッフは?って聞いたら、自分の奥さんが日本人で、今は日本に里帰り中だとか・・・。
ますます、怪しいじゃん!
バイクの後ろに乗り、案内されたのはジャイサルメールの街中の建設中の家。
ここがゆくゆくは、彼らの事務所兼住居になるらしい・・・。
なんだか、話を聞いているうちに段々と不信感は消えていった。
で、肝心な値段は?4100ルピーだって。なんでそんな半端なん?
いつもの如く、値切り交渉に入る。目標は3000で!んでも、せめて4000にしろよ!
しかし、彼は一切それにのって来なかった。こんなインド人は今までで初めてだ。
よし!ここに決めよう。
うちの宿では4000って言ってたけど、なんかコッチの方が気に入ってしまった。
その後、その怪しいインド人の名前はシャイタン、今ではFacebookの友達である。ついでに日本人の奥さんも!先日の話では、無事に新居も完成し千葉から奥さんもジャイサルメールに戻ったそうな。
おいおい、ちょっと待てよ!僕よりも先にスカイツリー見に行ってんじゃん!
インド人のくせに・・・。
宿には朝、迎えが来る。前金として、その場で3000ルピーを払っておいた。
まぁ、おそらく逃げられる事はないだろう。
何故だか、僕は妙な信頼を彼にしていた。
迎えといっても、原付の後ろだ。バックパックを背負ってのリアシートは、後ろにひっくり返りそうになる。常に踏ん張っていなくてはいけないのが、非常にキツかった。
他にツアー客は?
多分いる!って言ってたくせに、僕一人でした。まぁその方が僕にとっては好都合だった。
で、ガイドは当然あんたなんだろ?
「いや、僕はクーリーには行くけどサファリには行かない!」
えぇ〜、じゃぁ誰がキャメルドライバーなん?
現れたのは、17歳の少年であった。
緑のTシャツを着た彼です。17歳と書きましたが、それを知ったのはその日の夜の事です。あまりにもしっかりしていて、歳を聞いてビックリしました。彼の名はウメドゥ。
そして、僕が乗る相棒の名は、マトゥーラ。
非常に覚えにくい。僕は外人の名前を覚えるのは、実に苦手です。
では、何故覚えているのか?
勝手に名前を変えてました。「ウメドゥとマトゥーラ」を「梅津と松浦」に。
大学時代の同級生に居たので、非常に覚えやすかった。
ラクダへの荷造りも完了。さぁ、いよいよ砂漠へ向けて出発だ!
でも、ちょっと待ってくれよ!
その時、その場には他にも村人が結構いました。みんな何事も無い様に普通に振る舞ってます。
アンタら、正気か?今、目の前でスゴイ事が起きてるじゃないか!
僕は今まで見た事も無いその光景に、ただただ興奮していた。
クーリーの村人にとっては、大した事ではないにも関わらず・・・。
それは、デリーの偽DTTDCでのプランに遡る。色々候補地を挙げた中で、ジャイサルメールがあった。
「ジャイサルメールに行ったら、絶対にキャメル・サファリに行った方が良い!」
砂漠かぁ・・・。生まれてかつて行った事の無い砂漠に思いが馳せる。
えぇ〜、参考までにコレは昨年9月の鳥取砂丘です。砂漠ではありません!
ん〜、どうしても本物の砂漠に行きたい!!
あのインチキツアーにはのらなかったが、密かに自分の中でコレだけは何とかしてでも行こうと思っていた。
ジャイサルメールで、色んな旅行会社に値段を聞いてみる。6000ルピーとか5000ルピーとか・・・。もちろん、日帰りであれば1000ルピー以下で安いのだが、僕はどうしても砂漠での野宿も経験してみたかった。
そして、泊まっていた宿でもツアーを斡旋していた。最初は5500と言っていたが、こちらがどうしようか考えていると4000まで下がった。
でも、どうも納得がいかなかった。こればっかりは、適正価格が分からん。
結局、日本人ガイドがいるというツアー会社に電話してみた。
すると、片言の日本語をしゃべるインド人が出る。日本人じゃねぇじゃん!
あぁ、ここもヤバいのかなぁ?
電話の後、今からすぐ来ると言うので、まぁ話だけ聞いてみようと思った。
やってきたのは、いかにも怪しそうなインド人。日本人スタッフは?って聞いたら、自分の奥さんが日本人で、今は日本に里帰り中だとか・・・。
ますます、怪しいじゃん!
バイクの後ろに乗り、案内されたのはジャイサルメールの街中の建設中の家。
ここがゆくゆくは、彼らの事務所兼住居になるらしい・・・。
なんだか、話を聞いているうちに段々と不信感は消えていった。
で、肝心な値段は?4100ルピーだって。なんでそんな半端なん?
いつもの如く、値切り交渉に入る。目標は3000で!んでも、せめて4000にしろよ!
しかし、彼は一切それにのって来なかった。こんなインド人は今までで初めてだ。
よし!ここに決めよう。
うちの宿では4000って言ってたけど、なんかコッチの方が気に入ってしまった。
その後、その怪しいインド人の名前はシャイタン、今ではFacebookの友達である。ついでに日本人の奥さんも!先日の話では、無事に新居も完成し千葉から奥さんもジャイサルメールに戻ったそうな。
またまたFacebookよりパクリ! |
インド人のくせに・・・。
宿には朝、迎えが来る。前金として、その場で3000ルピーを払っておいた。
まぁ、おそらく逃げられる事はないだろう。
何故だか、僕は妙な信頼を彼にしていた。
迎えといっても、原付の後ろだ。バックパックを背負ってのリアシートは、後ろにひっくり返りそうになる。常に踏ん張っていなくてはいけないのが、非常にキツかった。
他にツアー客は?
多分いる!って言ってたくせに、僕一人でした。まぁその方が僕にとっては好都合だった。
で、ガイドは当然あんたなんだろ?
「いや、僕はクーリーには行くけどサファリには行かない!」
えぇ〜、じゃぁ誰がキャメルドライバーなん?
現れたのは、17歳の少年であった。
緑のTシャツを着た彼です。17歳と書きましたが、それを知ったのはその日の夜の事です。あまりにもしっかりしていて、歳を聞いてビックリしました。彼の名はウメドゥ。
そして、僕が乗る相棒の名は、マトゥーラ。
非常に覚えにくい。僕は外人の名前を覚えるのは、実に苦手です。
では、何故覚えているのか?
勝手に名前を変えてました。「ウメドゥとマトゥーラ」を「梅津と松浦」に。
大学時代の同級生に居たので、非常に覚えやすかった。
ラクダへの荷造りも完了。さぁ、いよいよ砂漠へ向けて出発だ!
でも、ちょっと待ってくれよ!
その時、その場には他にも村人が結構いました。みんな何事も無い様に普通に振る舞ってます。
アンタら、正気か?今、目の前でスゴイ事が起きてるじゃないか!
僕は今まで見た事も無いその光景に、ただただ興奮していた。
クーリーの村人にとっては、大した事ではないにも関わらず・・・。
おはよ〜ございま〜す!^^
返信削除更に冒険の臭いがプンプンしてきましたね〜^^
向うの人達って小さい頃から自立してるんでしょうね〜^^
日本のように甘い環境じゃなさそうですね^^;
ガタローさん
返信削除そう、正にアドベンチャーでしたね!
この後にも出てきますが、インドでは本当に小さいうちから職を持ってます。
それに引き換え、日本は実に甘い!そして良い国だ!