キャメルサファリを何処に依頼しようか、僕は街中の旅行会社を回っていた。
地図を見ながら、僕は街中のサンセットポイントというのが目に留まった。
こんな大平原でみる夕陽は、さぞかし絶景なのだろうなぁ・・・。
そんな事を思いながら、目線を持っていた地図から真横のカフェにずらした。
そこには、若い男女が向かい合って座っていた。
そして、明らかにその二人は周囲から浮いていた。
女性は西部の民族衣装を着た女性、日本人かどうか良く分からない。
そして、男の方は・・・、あれっ、ユウキじゃん!!
デリーで別れたままジョードプルではぐれてしまった、アイツ・・・。
「何しとん!?」
「いやぁ〜、インドは狭いっすねぇ〜!」
狭かねぇよ!それにしても、すごい偶然だった。
彼から聞くと、彼女はコチラに住み民族楽器の勉強をしているらしい。
どうりで、日本人離れしてるワケだ・・・。
「そうそう、俺まだお前からネパールの歩き方、貰ってないぞ!」
「あぁ、渡しますよ!ウチまで来てくださいよ!」
彼の宿は、長距離バスストップのすぐ横の「タイタニック」というところだった。
名前からして想像がつかないが、韓国人ばかりのコリアン・ゲストハウスであった。
「じゃぁ、後で行くよ!」
そう言い残して、彼らと別れる。その後、僕の旅行会社はすぐに決まった。
夕方前からフォートに登ろうとして、僕は街中の坂道を汗だくになりながら登っていた。
すると、また一人のインド人に声を掛けられた。彼の名はアルパチーノ・・・、本当かよっ!
彼は僕にレンタルバイクを勧めてきた。
「いや、いいよ!今回、国際免許取ってきてないから・・・。」
「ダイジョウブ!日本デ乗ッテルデショ〜。OKヨ〜!」
本当かよ。でも、ハワイじゃ日本の免許証で借りられるって聞くしな・・・。
そもそも、その考え方自体が間違いであったのだが。
でも、まぁ何かあったら全部コイツのせいにしちゃおう!英語も分からんフリして!
値段は1時間100ルピー。高っけぇなぁ〜、もちろん日本に比べれば格安だが。
僕は4時間借りる事にした。
何故か一緒にスタンドまで行って満タンにして、再度店に戻ってきた。
「ジャ、パスポートヲアズカッテオクカラ!」
えっ、まじで!大丈夫なんかなぁ?4時間とはいえ、パスポートが自分から離れるのはこのときだけだったかな!?
じゃぁ、行って来ま〜す!の前に記念撮影。
撮影は、アルパチーノに頼んだのだが何故か隣の絨毯屋のオッサンも・・・。
それよか、近づき過ぎだって!!
もう一枚。
撮ってもらっておいてなんだが、インド人は写真を撮るのが苦手だ。
風景をバックにカメラを渡して、写してくれと言うと、大抵人物ドアップで写す。
まったく、もう・・・。
フォートに登った後、僕は街中から少々離れたサンセットポイントの丘に向かった。
途中、興味本位で砂漠方面へ疾走してみましたが・・・。
地図は見なくとも、上を見上げてれば到着するだろう!そんな呑気な構えで丘を目指しました!
でも、結局無事に到着出来た。
夕陽が落ちるには、まだ少々時間があった。
すると、そこには妙な楽器を持った爺さんが・・・。
彼とはそこで色々と話をした。この楽器の名前は忘れたが、ラジャスターン地方に古くから伝わる楽器らしい。
もうすぐ日が沈む、僕の横で、彼がとても心地の良いヴァイオリンの様な音色を奏でる。あぁ、実に気分が良い!癒される!最高だ!
だから爺さん、頼むからあの言葉だけは言わないでくれ!
僕は、心の中でひたすら祈った。
30分くらいしてから、彼は帰るという。
そして彼はこう言った
「私はあなたの為に弾いてあげた。マネー!」
あぁ、やっぱり言いやがったよ!
僕は嫌な予感がして先に聞いてました。プロなのか?って聞いたら、コレだけじゃ飯は食えないし趣味だと言っていた。
「アンタ、プロじゃないって言ったよな!勝手に弾いておいてそりゃないだろ!」
「僕は、絶対に払わんぞ!」
いつもの決め台詞で締めました。爺さん、ビビってしまってそそくさと帰って行きました。
さぁ、もうすぐサンセットだ!
しかし、その時とても重大な事に気が付く。さっきも思ったのだが、このバイクってライトは点くん?確認してみると、バッチリ点かない!思った通りだ・・・。
これじゃ、暗い夜道あの野良牛どもを避けながらは走れない!
サンセットを前にして、下山を決める。勇気ある撤退だ!
そして、下山しそのままタイタニックに向かった。
フロントで部屋を聞き、行ってみると不在。屋上のレストランに行ってみると彼はいた。
ビビンバ食ってやんの。めちゃくちゃ、美味そうだった。
それに、韓国の若い娘多いし!
そこで僕は思った、どうもユウキは僕よりも引きが強いなぁ〜って!
それにしても、ここの野良ウリ坊にはビックリした!
本を貰って、すぐにレンタルバイク屋に戻りました。
周りの韓国人はビックリしてましたね!ユウキの友達はなんでバイク持ってるん?って・・・。
無事にバイクを返却し、アルパチーノからパスポートを奪還しました。
異国でバイクを運転、原付とはいえ良い体験が出来ました。何事も無くね!
地図を見ながら、僕は街中のサンセットポイントというのが目に留まった。
こんな大平原でみる夕陽は、さぞかし絶景なのだろうなぁ・・・。
そんな事を思いながら、目線を持っていた地図から真横のカフェにずらした。
そこには、若い男女が向かい合って座っていた。
そして、明らかにその二人は周囲から浮いていた。
女性は西部の民族衣装を着た女性、日本人かどうか良く分からない。
そして、男の方は・・・、あれっ、ユウキじゃん!!
デリーで別れたままジョードプルではぐれてしまった、アイツ・・・。
「何しとん!?」
「いやぁ〜、インドは狭いっすねぇ〜!」
狭かねぇよ!それにしても、すごい偶然だった。
彼から聞くと、彼女はコチラに住み民族楽器の勉強をしているらしい。
どうりで、日本人離れしてるワケだ・・・。
「そうそう、俺まだお前からネパールの歩き方、貰ってないぞ!」
「あぁ、渡しますよ!ウチまで来てくださいよ!」
彼の宿は、長距離バスストップのすぐ横の「タイタニック」というところだった。
名前からして想像がつかないが、韓国人ばかりのコリアン・ゲストハウスであった。
「じゃぁ、後で行くよ!」
そう言い残して、彼らと別れる。その後、僕の旅行会社はすぐに決まった。
夕方前からフォートに登ろうとして、僕は街中の坂道を汗だくになりながら登っていた。
すると、また一人のインド人に声を掛けられた。彼の名はアルパチーノ・・・、本当かよっ!
彼は僕にレンタルバイクを勧めてきた。
「いや、いいよ!今回、国際免許取ってきてないから・・・。」
「ダイジョウブ!日本デ乗ッテルデショ〜。OKヨ〜!」
本当かよ。でも、ハワイじゃ日本の免許証で借りられるって聞くしな・・・。
そもそも、その考え方自体が間違いであったのだが。
でも、まぁ何かあったら全部コイツのせいにしちゃおう!英語も分からんフリして!
値段は1時間100ルピー。高っけぇなぁ〜、もちろん日本に比べれば格安だが。
僕は4時間借りる事にした。
何故か一緒にスタンドまで行って満タンにして、再度店に戻ってきた。
「ジャ、パスポートヲアズカッテオクカラ!」
えっ、まじで!大丈夫なんかなぁ?4時間とはいえ、パスポートが自分から離れるのはこのときだけだったかな!?
じゃぁ、行って来ま〜す!の前に記念撮影。
撮影は、アルパチーノに頼んだのだが何故か隣の絨毯屋のオッサンも・・・。
それよか、近づき過ぎだって!!
もう一枚。
撮ってもらっておいてなんだが、インド人は写真を撮るのが苦手だ。
風景をバックにカメラを渡して、写してくれと言うと、大抵人物ドアップで写す。
まったく、もう・・・。
フォートに登った後、僕は街中から少々離れたサンセットポイントの丘に向かった。
途中、興味本位で砂漠方面へ疾走してみましたが・・・。
地図は見なくとも、上を見上げてれば到着するだろう!そんな呑気な構えで丘を目指しました!
でも、結局無事に到着出来た。
夕陽が落ちるには、まだ少々時間があった。
すると、そこには妙な楽器を持った爺さんが・・・。
彼とはそこで色々と話をした。この楽器の名前は忘れたが、ラジャスターン地方に古くから伝わる楽器らしい。
もうすぐ日が沈む、僕の横で、彼がとても心地の良いヴァイオリンの様な音色を奏でる。あぁ、実に気分が良い!癒される!最高だ!
だから爺さん、頼むからあの言葉だけは言わないでくれ!
僕は、心の中でひたすら祈った。
30分くらいしてから、彼は帰るという。
そして彼はこう言った
「私はあなたの為に弾いてあげた。マネー!」
あぁ、やっぱり言いやがったよ!
僕は嫌な予感がして先に聞いてました。プロなのか?って聞いたら、コレだけじゃ飯は食えないし趣味だと言っていた。
「アンタ、プロじゃないって言ったよな!勝手に弾いておいてそりゃないだろ!」
「僕は、絶対に払わんぞ!」
いつもの決め台詞で締めました。爺さん、ビビってしまってそそくさと帰って行きました。
さぁ、もうすぐサンセットだ!
しかし、その時とても重大な事に気が付く。さっきも思ったのだが、このバイクってライトは点くん?確認してみると、バッチリ点かない!思った通りだ・・・。
これじゃ、暗い夜道あの野良牛どもを避けながらは走れない!
サンセットを前にして、下山を決める。勇気ある撤退だ!
そして、下山しそのままタイタニックに向かった。
フロントで部屋を聞き、行ってみると不在。屋上のレストランに行ってみると彼はいた。
ビビンバ食ってやんの。めちゃくちゃ、美味そうだった。
それに、韓国の若い娘多いし!
そこで僕は思った、どうもユウキは僕よりも引きが強いなぁ〜って!
それにしても、ここの野良ウリ坊にはビックリした!
本を貰って、すぐにレンタルバイク屋に戻りました。
周りの韓国人はビックリしてましたね!ユウキの友達はなんでバイク持ってるん?って・・・。
無事にバイクを返却し、アルパチーノからパスポートを奪還しました。
異国でバイクを運転、原付とはいえ良い体験が出来ました。何事も無くね!